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RSA-OAEPとは?

あーるえすえーおーえーいーぴー

RSA-OAEPとは、RSA暗号ランダムなパディングを組み合わせた現代の標準的な公開鍵暗号化方式です。

RSA-OAEPは「RSA Optimal Asymmetric Encryption Padding」の略で、RSA暗号脆弱性を補うために設計された暗号化スキームです。単純なRSA暗号化は同じ平文から常に同じ暗号文が生成されるため、選択平文攻撃に弱いという問題がありました。

OAEPはその弱点を解決するためのパディング方式で、暗号化の前に平文をハッシュ関数とマスク生成関数を使ってランダムに変換します。この処理により、同じデータを暗号化しても毎回異なる暗号文が得られ、攻撃者は暗号文から平文の情報を推測しにくくなります。具体的には次のような特徴があります。

  • 乱数を混入することで確率的暗号化を実現する
  • 選択暗号文攻撃(CCA2)に対して安全性が証明されている
  • SHA-256などのハッシュ関数と組み合わせて使用する
  • PKCS#1 v2.1以降で標準化されている

実際の利用場面では、RSA-OAEPは共通鍵の安全な配送や、TLSハンドシェイク、メール暗号化などに広く使われます。ただし処理できるデータ長に制限があるため、大きなデータはAESなどの共通鍵暗号で暗号化し、その鍵をRSA-OAEPで暗号化するハイブリッド方式が一般的です。セキュリティ基準を重視する現代の設計では、旧来のPKCS#1 v1.5パディングよりもRSA-OAEPが推奨されています。

使い方・例文

WebアプリケーションのサーバーがクライアントにAES鍵を安全に渡す際、その鍵をRSA-OAEPで暗号化して送信する場面で登場します。

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