Rollupとは?
ろーるあっぷ
RollupはJavaScriptのモジュールバンドラーで、ES Modulesを活用してライブラリやアプリを効率よくまとめるツールです。
Rollupは、複数のJavaScriptファイルを一つ(または少数)のファイルにまとめるモジュールバンドラーです。2015年ごろに登場し、特にライブラリ開発の標準的なツールとして広く普及しています。
最大の特徴はツリーシェイキング(Tree Shaking)と呼ばれる最適化機能です。インポートされているが実際には使われていないコードを自動的に除去するため、最終的な出力ファイルのサイズを大幅に削減できます。これはES Modules(ESM)の静的な構文解析を活用することで実現しています。
出力形式としては以下のような複数のフォーマットに対応しています。
- ESM(ES Modules): ブラウザやモダンな環境向け
- CommonJS(CJS): Node.js向け
- UMD: ブラウザとNode.js両対応
- IIFE: ブラウザのscriptタグ向け
ReactやVue、SvelteなどのメジャーなUIライブラリもRollupでビルドされており、フロントエンドのエコシステムを支える重要なツールです。設定ファイル(rollup.config.js)でプラグインを組み合わせることで、TypeScriptの変換やCSSの処理なども行えます。WebpackやViteと比較されることが多いですが、Rollupはライブラリ向けの洗練されたESM出力に強みがあります。
使い方・例文
npmパッケージとして公開するJavaScriptライブラリのビルドに使われ、rollup -c rollup.config.jsのように実行してESM形式とCJS形式の両方を一度に出力するといった使い方が一般的です。
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