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PKCS#12とは?

ぴーけーしーえすじゅうに

PKCS#12とは、秘密鍵と証明書をひとつのファイルにまとめて保管・転送するための暗号化ファイルフォーマットです。

PKCS#12(Public Key Cryptography Standards #12)は、RSAセキュリティが策定した公開鍵暗号に関する規格群(PKCS)の第12番であり、秘密鍵・公開鍵証明書・認証局(CA)の中間証明書などを単一のファイルにまとめて格納するためのコンテナフォーマットです。

ファイルの拡張子は一般に.p12または.pfxが使われます(.pfxはMicrosoft由来の呼称ですが内容は同等)。ファイル全体がパスワードで暗号化されているため、秘密鍵を安全に持ち運んだり、別のシステムに移行したりする際に用いられます。

主な利用場面としては以下が挙げられます。

  • WebサーバーやアプリケーションサーバーへのTLS/SSL証明書のインポート
  • クライアント認証証明書の配布と管理
  • Appleの開発者向け署名(iOSアプリ配布証明書)
  • JavaのKeyStoreへの証明書取り込み

PEM形式(Base64テキスト)と異なり、PKCS#12はバイナリ形式であるため、コマンドラインツールのOpenSSLを使って相互変換が行われることが多いです。たとえば「openssl pkcs12」コマンドで、PEM証明書と秘密鍵を.p12ファイルに変換したり、逆に.p12から各ファイルを取り出したりできます。

使い方・例文

Webサーバーの管理者が「認証局から受け取ったSSL証明書と秘密鍵を.p12ファイルにまとめてサーバーにインポートする」という場面でPKCS#12が使われます。

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