Moveとは?
むーぶ
Moveとは、Metaが開発したブロックチェーン向けプログラミング言語で、デジタル資産を安全かつ柔軟に扱うことを主目的として設計されています。
Move(ムーブ)は、Meta(旧Facebook)のDiem(旧Libra)プロジェクトのために開発されたスマートコントラクト向けプログラミング言語です。その後、Aptos・Suiなど複数のブロックチェーンプラットフォームに採用され、Web3・DeFi(分散型金融)の分野で注目を集めています。
Moveの最大の特徴は、プログラミング言語理論の線形型(Linear Types)の概念を取り入れたリソース指向設計です。これにより、デジタル資産(トークンなど)をプログラム上で「物理的な資産」のように扱い、以下の安全性を言語レベルで保証します。
- デジタル資産の複製禁止(コピーできない)
- デジタル資産の消失禁止(誤って捨てられない)
- 明示的な移動(move)操作のみで所有権が移転する
この設計はSolidity(Ethereum)などの言語で発生しがちな二重送金・再入攻撃(reentrancy attack)といった脆弱性を構造的に防ぐ効果があります。
Moveには主要な実装として、Aptosが採用するAptos MoveとSuiが採用するSui Moveがあり、細部の仕様が異なります。静的型付け・モジュールシステム・形式検証ツールの充実により、高い安全性が求められるDeFiプロトコルや資産管理スマートコントラクトの開発に適した言語として評価されています。
使い方・例文
AptosやSuiのブロックチェーン上でNFTや独自トークンを発行するスマートコントラクトを書く際に、Move言語が使われます。
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