LDOレギュレータとは?
えるでぃーおーれぎゅれーた
LDOレギュレータとは、入出力間の電位差がごく小さい状態でも安定した出力電圧を供給できるリニア定電圧レギュレータのことです。
LDO(Low Drop-Out)レギュレータとは、入力電圧が出力電圧よりわずかに高いだけの条件(ドロップアウト電圧が低い状態)でも安定した直流電圧を供給できるリニア型の定電圧レギュレータです。スイッチング方式と異なり、パストランジスタ(主にPチャネルMOSFETまたはPNPトランジスタ)を線形動作領域で動かして電圧を調整します。
LDOの主な特長は次のとおりです。
- 低ノイズ:スイッチング動作がないため出力リプルが極めて小さく、RF回路・アナログ回路・ADCの電源に最適
- 小型・シンプル:外付け部品が少なく、コイル不要で基板を小さくできる
- 低ドロップアウト:典型的な製品では0.1〜0.3V程度の差があれば動作可能
一方でデメリットも存在します。入出力の電位差がそのまま熱として消費されるため、入出力差が大きいほど効率が低下します。大電流かつ大きな電圧降下が必要な用途ではDC-DCコンバータのほうが適しています。
LDOはスイッチングノイズが品質に影響するオーディオ回路・無線通信モジュール・計測機器など、クリーンな電源が要求される場面で特に重宝されます。また、DC-DCコンバータで大まかに降圧した後にLDOで精密に安定化する「二段構成」も広く採用されています。
使い方・例文
BluetoothモジュールをArduinoで動かすとき、スイッチング電源のノイズが通信品質を落とす場合があります。そこでLDOを間に挟んで3.3Vを供給すると、ノイズの影響を最小限に抑えられます。
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