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iSCSIとは?

あいすかじー

iSCSIとは、ストレージバイスへのアクセスをTCP/IPネットワーク越しに実現するプロトコルで、通常のLANインフラを使ってSANを構築できます。

iSCSI(Internet Small Computer System Interface)は、SCSIコマンドをTCP/IPパケットにカプセル化して転送するストレージネットワークプロコルです。2003年にIETFがRFCとして標準化しました。

従来のSAN(Storage Area Network)は、ファイバーチャネル(FC)という専用インフラが必要で、高コストかつ専門知識が求められていました。iSCSIはそれに対し、既存のイーサネットネットワークをそのままストレージネットワークとして利用できるため、導入コストを大幅に削減できます。

iSCSIの仕組みはシンプルです。

  • イニシエーター(クライアント側):サーバーやPCに搭載されたiSCSIドライバがSCSIコマンドをTCPパケットに変換して送信する
  • ターゲット(ストレージ側):NASやSANアプライアンスがパケットを受け取り、ストレージへの読み書きを実行する
  • 接続にはIPアドレスとポート番号(標準3260番)を使用する

iSCSIはOSから見ると通常のSCSIデバイスとして認識されるため、既存のバックアップソフトやボリューム管理ツールをそのまま利用できます。仮想化環境(VMwareやHyper-V)との親和性も高く、共有ストレージとして広く採用されています。パフォーマンスを重視する場合はジャンボフレームの有効化や専用NICの使用が推奨されます。

使い方・例文

中小企業のサーバー室で既存のスイッチを使ってNASをSAN代わりに利用する場合や、仮想マシンの共有データストアを構築する際にiSCSIが活用されます。

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