CLTとは?
しーえるてぃー
CLTとは、直交集成板(Cross Laminated Timber)の略で、木材を繊維方向が交互になるよう積層接着した大型パネルで、木造建築の高層化を可能にする建材です。
CLT(Cross Laminated Timber:クロス・ラミネイテッド・ティンバー)は、ひき板(ラミナ)を繊維方向が直交するように交互に重ねて接着した木質系建材です。日本語では直交集成板と呼ばれます。1990年代にヨーロッパ(主にオーストリア・スイス)で開発され、2000年代以降に世界的に普及が進みました。
- 高い強度と剛性:繊維を直交させることで縦横両方向の強度が高まり、コンクリートや鉄骨に匹敵する構造性能を発揮する
- 大判パネル:大面積・大断面の板材として生産でき、壁・床・屋根など構造体として直接利用できる
- 軽量性:コンクリートと比べて約1/5の重さで、施工性・運搬性に優れる
- 断熱性・調湿性:木材固有の性質により、断熱・吸放湿機能を持つ
- CO2固定:木材に炭素が固定されたまま建物に使われ、脱炭素建築として注目される
CLTは木造中高層建築を可能にする技術として注目されており、欧米ではCLTを使った10階以上の建築物も実現しています。日本では2016年に建築基準法に位置付けられ、公共建築や集合住宅への採用が増えています。国産木材の有効活用・林業振興の観点からも政策的に推進されています。
使い方・例文
CLTは学校・図書館・オフィスビルなどの公共建築に採用事例が増えており、木の温もりを活かしながら高い構造性能を実現する建材として建築設計の現場で注目されています。
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