風神とは?
ふうじん
風袋を抱えて空を飛ぶ鬼神的な神格で、雷神と対で描かれ、日本の風神雷神図の伝統を代表する存在です。
風神(ふうじん)は風を司る神格で、緑がかった肌・筋骨隆々とした体・大きな風袋を両手で抱える姿が典型的な図像として定着している。雷神と対で描かれる習慣は平安時代頃から始まったとされ、俵屋宗達の「風神雷神図屏風」(17世紀初め)がその表現を決定的なものにした。農耕社会では風は豊作にも被害にも関わる重要な要素であり、風神は恐れと崇敬が混在する対象だった。
使い方・例文
俵屋宗達の風神雷神図では、風神は赤みがかった肌で、口を大きく開けた表情で空中を飛びながら風袋の紐を持つ姿で描かれ、その躍動感のある表現は後世の画家・尾形光琳・酒井抱一に引き継がれた。
この用語をシェア
最終更新: