防御率とは?
ぼうぎょりつ
防御率とは、野球において投手が9イニング投げた場合に平均して何点の自責点を与えるかを示す指標で、投手の能力を比較するための基本的な統計です。
防御率(英: ERA, Earned Run Average)は、野球における投手の成績を示す代表的な指標です。計算式は以下のとおりです。
防御率 = 自責点 ÷ 投球回数 × 9
ここで自責点とは、エラーや捕逸などの守備の失策によらず、投手の責任で失点した点数のことを指します。たとえば投手が30イニングを投げて10自責点を許した場合、防御率は10÷30×9=3.00となります。
防御率の目安(日本プロ野球・メジャーリーグ共通のおよその基準)は次のとおりです。
- 1点台 — 非常に優秀、タイトル(最優秀防御率)争いの水準
- 2点台 — 一流先発投手の水準
- 3点台 — 安定したローテーション投手
- 4点台以上 — 課題があるとされることが多い
防御率はわかりやすい指標ですが、守備力や球場の広さ(パークファクター)に影響を受けるという限界もあります。そのため近年の野球分析では、守備の影響を除いたFIP(Fielding Independent Pitching)なども補助指標として用いられています。セイバーメトリクスの普及により、防御率単独ではなく複数の指標と組み合わせて投手を評価するのが主流になっています。
使い方・例文
「今季の先発ローテーションの中でAピッチャーの防御率が2.15でリーグトップ」という形で、投手の安定度を比較する場面でよく使われます。
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