転ばぬ先の杖とは?
ころばぬさきのつえ
「転ばぬ先の杖」とは、失敗や災難が起きる前に事前の備えをしておくことの大切さを説くことわざです。
「転ばぬ先の杖」(ころばぬさきのつえ)とは、実際に転んで(失敗して)から対処するのではなく、転ぶ前にあらかじめ杖をついて備えておくべきだという意味のことわざです。転倒を防ぐために杖を使うという具体的なイメージから、「何か問題が起きる前にしっかり準備・対策をしておくことが重要」という教訓を伝えています。
このことわざが伝えるのは「予防」と「先見性」の大切さです。トラブルが起きてから慌てて対処するよりも、リスクを事前に想定して手を打っておく方が被害を最小限に抑えられます。ビジネス・医療・災害対策・日常生活など、あらゆる分野に適用できる普遍的な教訓です。
具体的な場面としては次のような例があります。
- 保険に加入して万が一に備える
- 地震や火災に備えて避難経路を確認しておく
- システム障害に備えてバックアップを定期的に取る
- プレゼン前に念入りにリハーサルをしておく
英語では「A stitch in time saves nine(一針の用意で九針を省く)」や「Prevention is better than cure(予防は治療に勝る)」が近い表現です。似た日本語のことわざに「備えあれば憂いなし」があります。
使い方・例文
「台風が来る前に窓ガラスを補強し非常食を準備した。転ばぬ先の杖とはよくいったものだ」のように、事前準備の重要性を述べる場面で使います。
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