谷口ジローとは?
たにぐちじろー
谷口ジローとは、日本の漫画家で、繊細な線描と叙情的なストーリーで知られ、フランスを中心にヨーロッパでも高い評価を受けた作家です。
谷口ジロー(たにぐちじろう、1947〜2017年)は、鳥取県出身の漫画家です。1969年に漫画家デビューし、劇画調の作品から出発しながら、次第に独自の叙情的で写実的なスタイルを確立していきました。日本国内での人気に加え、フランス語圏のバンド・デシネ(BD)の読者からも熱烈に支持されたことで、日本の漫画家として極めて珍しい国際的評価を獲得しました。
代表作として広く知られるのは以下の作品です。
- 『孤独のグルメ』(原作・久住昌之)— 一人で食事を楽しむサラリーマンを描いたグルメ漫画で、テレビドラマ化もされた人気シリーズ
- 『犬を飼う』— 老犬との別れを淡々と描いた短編で、国内外で高い評価を受けた
- 『歩く人』— 主人公が散歩しながら日常の美しさを発見する作品
- 『神々の山嶺』(原作・夢枕獏)— 登山家の孤高を描いた大作
フランスではアングレーム国際漫画祭での受賞歴もあり、ヨーロッパの漫画賞を受けた数少ない日本人漫画家のひとりです。その作品は詩的な余白と繊細な情感が特徴で、「マンガ」と「芸術」の境界を越えた作家として国際的に認知されています。
使い方・例文
『孤独のグルメ』のドラマを見た人が原作漫画に触れ、谷口ジローの描く食事シーンの叙情的な美しさに驚くことはよくあります。
この用語をシェア
最終更新: