緋牡丹とは?
ひぼたん
緋牡丹とは、葉緑素を持たない赤色・橙色・黄色のサボテン(ギムノカリキウム)を緑色のサボテンに接ぎ木した観賞用品種です。
緋牡丹(ひぼたん)とは、パラグアイ原産のサボテン「ギムノカリキウム・ミハノビッチ」の突然変異個体を起源とする、葉緑素を持たない色彩豊かなサボテンの総称です。クロロフィルを欠くため自ら光合成ができず、三角柱(ミルクサボテン)などの緑色のサボテンに接ぎ木することで育てられます。
接ぎ木された緋牡丹は台木の光合成産物を受け取って生育し、鮮やかな赤・橙・黄・ピンクなどの色彩を維持します。球体の表面には稜(りょう)と呼ばれるリブがあり、その形が牡丹の花に似ていることから「緋牡丹」という和名がつきました。
緋牡丹の主な特徴は以下の通りです。
- 葉緑素がないため単独では生存できず、必ず接ぎ木が必要
- 赤・橙・黄・ピンクなど多様な色彩がある
- 球形から扁球形で、直径は品種によって異なる
- 花は白色〜淡ピンク色で小輪
日本では昭和初期から栽培・改良が重ねられ、ホームセンターや園芸店で広く販売される身近な観賞植物となっています。管理は台木のサボテンに準じますが、直射日光が強すぎると色が褪せることがあるため、明るい半日陰が適しています。接ぎ木部分が腐ったり台木が弱ったりすると枯れてしまうため、台木の健康管理が栽培の鍵となります。
使い方・例文
園芸店のサボテンコーナーで、緑色の台木の上に赤や黄色の丸い球体が乗っているものを見かけたら、それが緋牡丹です。色鮮やかで人気が高く、初心者向けのサボテンとして親しまれています。
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