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組手とは?

くみて

組手とは、木工や建具において板や棒材を直角またはさまざまな角度で組み合わせる接合技法のことで、箱や引き出しの角に用いられる精密な継手です。

組手(くみて)は木工指物において板材の端部同士を噛み合わせるように加工し、接合する技法の総称です。特に箱物(引き出し・小箱・タンスなど)の角部の接合に多く用いられ、接合部の美しさと強度を同時に実現します。

代表的な組手の種類には次のものがあります。

  • 箱組手(ボックスジョイント):四角い歯状の凸凹を互い違いに噛み合わせる。加工しやすく現代の機械加工にも向く
  • 蟻組手(ダブテールジョイント):台形の蟻形を並べた組手。引き抜きに強く家具の引き出しに多用
  • 地獄組:複雑な立体的組み合わせで、一度組めば外れない構造
  • 留め組手:45度に切り合わせた上に組手加工を施し、木口を隠す高級な技法

組手の精度は職人の技術を如実に表すものとされており、のこぎりや鑿(のみ)を使った手加工では0.1mm単位の精度が求められます。現代ではルーターやテーブルソーに専用治具を組み合わせた機械加工でも高精度な組手が製作できます。伝統的な日本の指物(江戸指物・大阪唐木指物など)では、木の収縮・膨張を見越した巧みな組手設計が施されています。

使い方・例文

木製の宝石箱や引き出しの角に細かい歯車状の模様が見えるとき、それが組手(箱組手)の接合部であることが多いです。

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最終更新:

同じ読みのことば

「くみて」と同じ読みで、意味のちがうことばです。

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