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確率測度とは?

かくりつそくど

確率測度とは、事象の起こりやすさを0から1の数値で厳密に割り当てる数学的な関数です。

確率測度とは、測度論を基盤として確率を厳密に定式化するための数学概念です。ある標本空間Ωと事象の集まり(σ-加法族)が与えられたとき、確率測度 P は各事象 A に対して 0 ≤ P(A) ≤ 1 となる実数を割り当てる関数として定義されます。

確率測度が満たすべき主な性質は次の通りです。

  • P(Ω) = 1(全事象の確率は1)
  • 互いに排反な事象の列に対し、確率は足し合わせられる(完全加法性)
  • P(∅) = 0(空事象の確率はゼロ)

この定式化はアンドレイ・コルモゴロフが20世紀に提唱したもので、以来確率論の公理的基礎として広く採用されています。古典的な「コインを投げる」「サイコロを振る」といった場合だけでなく、連続型の確率分布(正規分布など)も測度の枠組みで統一的に扱えます。

確率測度の概念は統計学・金融工学・機械学習など幅広い分野の理論的基盤となっており、厳密な議論を行う際には不可欠な道具です。

使い方・例文

コインを1枚投げる実験では、標本空間Ω={表, 裏}に対して P({表})=0.5、P({裏})=0.5 と定めることで確率測度が構成されます。

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