硬券とは?
こうけん
硬券とは、厚紙で作られた昔ながらの鉄道乗車券のことで、コレクターズアイテムとしても親しまれています。
硬券(こうけん)とは、厚さ約0.25mmの厚紙を用いて印刷・裁断された鉄道乗車券のことです。かつては国鉄・私鉄を問わず広く使われていた標準的な切符の形態で、駅員が日付印(改札鋏)を押すことで使用済みとする「鋏入れ」が行われていました。
素材に厚紙を用いるため「硬券」と呼ばれ、これに対して磁気情報を記録した薄い券は「軟券」と区別されます。硬券には乗車区間・運賃・有効期間などが活版印刷で刻まれており、地紋(模様)の入ったものも多く、偽造防止の役割も担っていました。
主な種類としては次のものがあります。
- 片道乗車券
- 往復乗車券
- 回数券
- 入場券(硬券入場券)
自動改札機の普及に伴い、1990年代以降は磁気券やICカードに置き換えられ、現在では大手鉄道会社での日常使用はほぼなくなりました。しかし地方の中小私鉄や観光鉄道では今も現役で使われており、記念硬券・入場券をコレクションする鉄道ファンも多く、鉄道文化の一端を担う存在として根強い人気があります。
使い方・例文
旅行先の観光列車で硬券の乗車券を購入し、記念にそのまま持ち帰るコレクターが多くいます。
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