盛田昭夫とは?
もりたあきお
ソニーの共同創業者として世界市場を開拓し、日本の製造業をグローバルブランドへと育てた経営者です。
盛田昭夫(もりた あきお、1921〜1999年)は、井深大とともにソニー株式会社(当初は東京通信工業)を設立した実業家・経営者です。愛知県の旧家に生まれ、大阪帝国大学理学部物理学科を卒業後、1946年に井深と共同で会社を興しました。
盛田の最大の功績は、優れた製品を世界市場で販売するマーケティング戦略の確立にあります。1960年代にアメリカへ移住し、みずから英語を習得して現地のビジネス界や文化人と積極的に交流。「SONY」というブランド名を英語話者にも発音しやすい名称に選んだのも彼の判断でした。1979年に発売したウォークマンは、音楽を「持ち歩く」という概念を世界に広め、消費者エレクトロニクスの歴史を塗り替えました。
経営者としての姿勢も独特で、終身雇用や社員との対話を重視する日本的経営を海外に紹介しつつ、欧米流の個人主義的な発想も柔軟に取り入れました。著書『MADE IN JAPAN』は世界各国でベストセラーとなり、日本式経営論の古典として広く読まれています。
1993年にソニー会長を退いた後も財界活動を続けましたが、1998年に脳出血で倒れ、翌1999年に死去。その生涯は、技術と商才を兼ね備えた日本発グローバル企業の象徴として語り継がれています。
使い方・例文
「盛田昭夫が手がけたウォークマンの誕生秘話は、現代のプロダクト開発者にとっても示唆に富む事例として引用されることが多い。」
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