百聞は一見にしかずとは?
ひゃくぶんはいっけんにしかず
「百聞は一見にしかず」とは、何度も話に聞くより、実際に自分の目で一度見るほうがよくわかるという意味のことわざです。
「百聞は一見にしかず(ひゃくぶんはいっけんにしかず)」は、人から何度も聞いた話よりも、実際に自分の目で見て確かめることのほうが、物事を正確に理解できるという意味のことわざです。
このことわざは中国の歴史書『漢書』(趙充国伝)に由来します。前漢の時代、匈奴(きょうど)の勢力が強まったため、将軍の趙充国は皇帝から現地の状況について尋ねられた際に「百聞は一見に如かず(百聞不如一見)。兵難を遥かに測るは難し。願わくは馳せて金城に至り、方略を図らん」と述べ、実際に現地を視察してから作戦を立てたいと答えたとされています。
このことわざが示す教訓は、情報と体験の違いにあります。言葉や文字による説明は便利ですが、細かいニュアンスや全体の雰囲気はどうしても伝わりにくいものです。実際に現地を訪れたり、現物を手に取ったりすることで、はじめて真の理解が得られます。
現代では、このことわざをさらに発展させた「百見は一触にしかず」「百触は一行にしかず」など、体験・行動の重要性を強調する派生表現も生まれています。ビジネスや教育の場でも、現場視察・実習・体験学習の価値を説く際に引用されることわざです。
使い方・例文
旅行先の景色は写真で何度見ても伝わらない部分があり、「百聞は一見にしかず」を実感しました。
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