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異体字とは?

いたいじ

異体字とは、同じ意味・読みを持つ漢字でありながら、字形(形)が異なる文字のことです。

異体字(いたいじ)とは、同一の語義読みを持ちながら字形が異なる漢字のことを指します。標準とされる字形(正字・本字)に対して、それとは異なる字形でありながら同じ文字として扱われるものが異体字です。

異体字が生まれる主な理由には以下のものがあります。

  • 地域・時代ごとに字形が独自に発展したこ
  • 書写材料(木簡・紙など)や書体(楷書・草書など)による形の変化
  • 印刷技術の普及による字形の揺れの固定化
  • 国や地域による文字改革の違い(日中台で字形が異なる例など)
具体的な例として、「齋」と「斎」(どちらも「さい」と読み同義)、「辨」「辦」「辯」(いずれも「べん」系の字)などがあります。また、人名や地名では法的に認められた異体字が使用されることがあり、戸籍や公文書の取り扱いに影響します。

Unicodeでは多くの異体字が別コードポイントとして収録されているほか、「異体字セレクター」という仕組みで同一コードポイントに複数の字形を対応させる方法も整備されています。

日本の漢字教育・辞書・フォントなどにおいて、異体字の扱いは文字文化の深さを示す重要なテーマのひとつです。

使い方・例文

苗字や地名に使われる文字で「髙(はしご高)」が正式な表記とされる場合、これは「高」の異体字として戸籍や公文書に登録されています。

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