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合字とは?

ごうじ

合字とは、2つ以上の文字を組み合わせて1つのグリフ字形)として表した文字のことで、印刷や組版で多く見られます。

合字(がつじ、リガチャ/Ligature)とは、2つ以上の文字が視覚的に結合して1つの字形として表現されたものを指します。もとは印刷技術において、隣り合う文字の形が干渉し合い見栄えが悪くなる問題解決するために生まれました。

欧文タイポグラフィでは「fi」「fl」「ff」「ffi」などの組み合わせが代表的な合字です。たとえば「fi」では、「f」の右上のセリフと「i」の点が重なってしまうため、両者を一体化させた専用グリフが使われます。グーテンベルクの活版印刷の時代から存在し、長い歴史を持つ組版の慣習です。

日本語の文脈では、「㍿(株式会社)」「㎝(センチメートル)」「㊙(秘)」などのように、複数の文字や記号を1文字にまとめた「組み文字」や「囲み文字」も広義の合字に含まれます。

デジタルフォントでは、OpenTypeフォントの「liga」(標準合字)や「dlig」(任意合字)などの機能タグによって合字の使用を制御することができます。デザイン性の高い書体ほど豊富な合字を持つ傾向があり、高品質な組版やブランドデザインにおいて美しい仕上がりをもたらします。また、アラビア文字のように合字が通常の表記として機能する文字体系もあります。

使い方・例文

「欧文フォントで『fi』や『fl』と入力すると、自動的に合字グリフが使われ、文字同士が自然につながったデザインになることがあります。」

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