産業廃棄物不法投棄とは?
さんぎょうはいきぶつふほうとうき
産業廃棄物不法投棄とは、企業や事業者が適切な処理をせずに産業廃棄物を許可のない場所に捨てる違法行為のことです。
産業廃棄物不法投棄とは、廃棄物処理法(廃棄物の処理及び清掃に関する法律)に違反して、事業活動から生じた廃棄物を許可された処分場以外の場所に捨てる行為です。日本では深刻な環境問題・社会問題として長年にわたり取り組みが続けられています。
産業廃棄物には、建設廃材・汚泥・廃油・廃酸・廃プラスチックなど20種類が法律で定められており、排出事業者はマニフェスト(産業廃棄物管理票)で処理の流れを記録・管理する義務があります。しかし、処理費用の削減を目的として山林・農地・海岸・廃トンネルなどに不法投棄される事例が後を絶ちません。
不法投棄が引き起こす主な問題は次のとおりです。
- 土壌・地下水・河川の汚染
- 有害物質による健康被害のリスク
- 景観の悪化と地域住民への精神的被害
- 原状回復にかかる多額の費用(公費負担になるケースも)
廃棄物処理法の罰則は厳しく、5年以下の懲役または1000万円以下の罰金(法人は3億円以下)が科されます。環境省は不法投棄監視・早期発見のため、全国的なパトロールや衛星・ドローンを活用した監視体制を整えています。
使い方・例文
建設現場から出た廃材を山林に捨てる行為や、廃油を河川に流す行為が産業廃棄物不法投棄にあたります。環境問題・法律・行政の文脈でよく登場する用語です。
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