猪熊弦一郎とは?
いのくまげんいちろう
猪熊弦一郎は、日本の洋画家・現代美術家で、色彩豊かで自由な造形表現と、丸亀市立猪熊弦一郎現代美術館(MIMOCA)で知られます。
猪熊弦一郎(いのくま げんいちろう、1902年〜1993年)は、香川県高松市出身の日本の画家です。東京美術学校(現・東京藝術大学)で学んだ後、フランスへ留学してアンリ・マティスに師事し、色彩と形の自由な表現に目覚めました。
帰国後は帝展・文展を中心に活躍し、写実と装飾性を兼ね備えた女性像や花の絵で高く評価されました。しかしその後は具象から抽象へと表現の幅を広げ、特に1970年代以降はニューヨークを活動の拠点として、カラフルで生命力あふれる抽象絵画を多数制作しました。
猪熊の仕事は純粋絵画にとどまらず、多岐にわたっています。
- 丸の内の旧国鉄東京駅の壁画「自由」(1952年)
- 三越百貨店の包装紙「華ひらく」のデザイン
- 陶器・テキスタイル・書籍装丁などの応用美術
晩年まで精力的に制作を続け、1991年には故郷・香川県丸亀市に丸亀市立猪熊弦一郎現代美術館(MIMOCA)が開館しました。建築家谷口吉生が設計したこの美術館は、猪熊が全コレクションを寄贈したもので、現在も多くの来場者を集めています。日本の近代洋画と現代美術を繋ぐ重要な存在として評価が高まっています。
使い方・例文
丸亀市立猪熊弦一郎現代美術館(MIMOCA)を訪れると、猪熊の大型抽象作品が常設展示され、日本とニューヨークをまたいだ彼の独自な画業を一覧できます。
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