渡る世間に鬼はないとは?
わたるせけんにおにはない
「渡る世間に鬼はない」とは、世の中には冷たい人ばかりでなく、困ったときに助けてくれる親切な人もいるという意味のことわざです。
「渡る世間に鬼はない(わたるせけんにおにはない)」は、世の中を生きていく中で、他人はみな恐ろしい鬼のような存在ではなく、困ったときに手を差し伸べてくれる親切な人もいるという意味のことわざです。「渡る世間」とは世の中を渡り歩くこと、「鬼」は冷酷で無慈悲な存在のたとえです。
このことわざは、他人への不信感や世間への恐れを持つ人に対して、「人の情けを信じてよい」という励ましの意味合いで使われることが多いです。困難な状況で落ち込んでいるときや、人間不信になりかけているときに、世間の温かさを思い出させてくれる言葉です。
このことわざが伝えるメッセージには以下のような側面があります。
- 見知らぬ他人でも親切にしてくれる人はいる
- 世間を必要以上に恐れたり、閉じこもったりする必要はない
- 人の情けに感謝し、自分も他者に親切にするという循環の大切さ
- 困ったときは遠慮せずに助けを求めてよいという後押し
この表現は、TBSの長寿ドラマ「渡る世間は鬼ばかり」のタイトルでも有名ですが、ドラマのタイトルはこのことわざを逆説的にもじったものです。英語では「The world is not without kind people」に相当します。人と人のつながりや、人情の温かさを信じることの大切さを説いたことわざです。
使い方・例文
「財布を落として途方に暮れていたら、見知らぬ人が交番まで付き添ってくれた。渡る世間に鬼はないとはこのことだと感じた」のように使います。
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