深田久弥とは?
ふかだきゅうや
深田久弥とは、日本百名山を選定したことで知られる20世紀の日本の登山家・作家で、登山文学の第一人者として後世に多大な影響を与えた人物です。
深田久弥(1903〜1971年)は、石川県大聖寺(現加賀市)生まれの作家・登山家です。東京帝国大学文学部を卒業後、文筆活動と登山を並行して続け、独自の山岳文学の世界を確立しました。
登山家としては、日本アルプスをはじめ全国の高山を精力的に踏破し、その体験を豊かな文章で記録しました。代表作「日本百名山」は1964年に出版され、品格・歴史・個性を基準に全国から100座を厳選したこの著作は、山岳文学の傑作として広く読まれています。百名山の選定基準として「品格・歴史・個性があり、独立した山容を持ち、1500m以上の高さ」などが挙げられており、各山の文化的・歴史的背景も丁寧に描かれています。
この「日本百名山」の影響は現代のハイキング・登山文化にも色濃く反映されており、百名山完登を目標とする登山者は今も数多くいます。JR各社や登山関連団体なども百名山を活用したプロモーションを展開しており、日本の山岳観光にとっても重要なコンテンツとなっています。
作家としても多くの随筆・小説を残しており、山を愛する人々の間で今なお親しまれています。1971年、茅ヶ岳登山中に脳卒中で急逝しました。
使い方・例文
「日本百名山を制覇したい」という登山愛好者の文脈や、山岳文学・アウトドア文化を語る場面で深田久弥の名前が頻繁に登場します。
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