気象予報士とは?
きしょうよほうし
気象予報士とは、気象庁長官が認定する国家資格を持ち、科学的な根拠に基づいて天気予報を作成・解説する専門職です。
気象予報士は、気象業務法に基づいて設けられた国家資格であり、数値予報資料などの専門的な気象データを解析して天気予報を行う資格者を指します。資格取得には気象庁が指定した試験機関(一般財団法人気象業務支援センター)が実施する学科試験と実技試験の両方に合格する必要があります。
資格制度が設けられた背景には、1990年代の規制緩和があります。それまで天気予報の発表は気象庁の独占業務でしたが、1993年の気象業務法改正により民間事業者も予報業務を行えるようになりました。その際、予報の質と安全を担保するために気象予報士の資格制度が導入されました。
気象予報士の主な活躍場面は以下の通りです。
- テレビ・ラジオの気象キャスターとして天気予報を解説・伝達する
- 民間気象会社で農業・漁業・建設業向けの専門天気予報を提供する
- 航空会社・鉄道会社の気象リスク管理に携わる
- 自治体や企業の防災業務を支援する
試験の合格率は例年5〜8%程度と難関で、気象学・気象観測・予報技術など幅広い専門知識が求められます。近年は異常気象の頻発を背景に防災・減災の観点からも気象予報士の役割が高まっています。
使い方・例文
「テレビの天気予報コーナーで気象予報士が明日の降水確率を詳しく説明した」という場面でよく登場する職業です。
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