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棚卸減耗損とは?

たなおろしげんもうそん

棚卸減耗損とは、帳簿上の在庫数量と実際の在庫数量の差(減耗)から生じる損失のことで、期末の棚卸時に計上します。

棚卸減耗損(たなおろしげんもうそん、Inventory Shortage Loss)とは、帳簿上に記録されている在庫の数量と、実際に倉庫や売り場で数えた在庫の数量との間に生じた不足分を、金額に換算して費用として計上したものです。企業は期末に実地棚卸を行い、この差異を確認して財務諸表に反映させます。

棚卸減耗が発生する主な原因には以下のようなものがあります。

  • 商品の紛失・盗難(万引きや内部横領を含む)
  • 自然蒸発・乾燥・風化など物理的な目減り(揮発性液体や農産物など)
  • 破損・品質劣化による廃棄
  • 記帳ミスや検品時の数え間違い

棚卸減耗損の計算式は「(帳簿棚卸数量-実地棚卸数量)×原価」です。通常の経営活動の範囲内で生じる減耗は「原価性あり」として売上原価に含める処理と、「原価性なし」として営業外費用や特別損失に計上する処理に分かれます。どちらで処理するかは減耗の原因と重要性によって判断します。

棚卸減耗損は似た概念の「商品評価損」(在庫の時価下落による損失)とともに決算整理仕訳で処理されます。在庫管理の精度向上やセキュリティ強化によって減耗を最小化することが、企業の収益性改善につながります。

使い方・例文

期末に帳簿上は500個あるはずの商品が実地棚卸で480個しかなかった場合、不足の20個分を原価で計算した金額が棚卸減耗損として計上されます。簿記の試験問題では頻出の決算整理項目です。

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最終更新:

同じ読みのことば

「たなおろしげんもうそん」と同じ読みで、意味のちがうことばです。

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