朱徳とは?
ちゅーとぅー
朱徳とは、中国共産党の創設期から革命・建国を支えた軍人・政治家で、中国人民解放軍の基礎を築いた「赤軍の父」として知られる人物です。
朱徳(Zhū Dé、1886〜1976年)は、四川省出身の中国の革命家・軍人・政治家です。清朝末期に軍に入り、辛亥革命(1911年)にも参加した経験を持ちます。その後ヨーロッパへ渡り、ドイツに留学中に中国共産党に入党しました。
1927年の南昌蜂起に参加したのち、毛沢東と合流して井崗山に拠点を設け、中国工農紅軍(後の人民解放軍)の基礎を共同で築きました。この時期から、毛沢東の政治指導と朱徳の軍事指揮を一体として捉える「朱毛」という言葉が生まれるほど、二人は不可分の関係でした。
長征(1934〜1935年)では総司令官として過酷な行軍を率い、日中戦争(1937〜1945年)では八路軍(第八路軍)の総司令官として対日戦線を指揮しました。国共内戦期にも人民解放軍総司令官を務め、1949年の中華人民共和国建国に貢献しました。
建国後は国家副主席や全国人民代表大会常務委員長などの要職を歴任しました。文化大革命では批判を受けながらも生き残り、1976年に90歳で死去しました。毛沢東と並ぶ中国革命の象徴的指導者として、現代中国でも高く評価されています。
使い方・例文
中国近現代史・中国革命史・中国共産党史の文脈で必ず言及される人物で、人民解放軍の歴史を語る際の起点として紹介されます。
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