本文へスキップ

本末転倒とは?

ほんまつてんとう

本末転倒とは、物事の根本と末梢(枝葉)を取り違えて、大事なことをないがしろにしてしまうことを意味する四字熟語です。

本末転倒(ほんまつてんとう)は、「本(ほん)」=根本・重要なこと、「末(まつ)」=末梢・些細なこと、「転倒(てんとう)」=ひっくり返ること、という四つの漢字から成る四字熟語です。本来優先すべき重要な目的本質を見失い、付随的な手段や細かいことにこだわってしまう本質的なズレを指します。

語源仏教や儒教の教えにも通じており、「根本と枝葉が逆になった状態」を戒める言葉として古くから使われてきました。現代では日常会話でも広く使われる一般的な表現です。

本末転倒の具体的な状況としては、次のような例が挙げられます。

  • 健康のために運動を始めたのに、競技にのめり込みすぎてけがをしてしまう
  • 会議の議事録作成に集中しすぎて、会議本来の議論に参加できない
  • 節約のために遠くの安いスーパーに行き、交通費でかえって損をする
  • 勉強の環境を整えることに時間をかけすぎて、肝心の勉強ができない

本末転倒に陥る原因としては、目先の手段に集中するあまり本来の目的を見失うこと、完璧主義による枝葉への過度なこだわり、優先順位の誤りなどが挙げられます。何か物事を進める際は、「そもそも何のためにやっているのか」という目的意識を常に持ち続けることが、本末転倒を防ぐ上で重要です。

使い方・例文

「お金を節約しようと思って格安の電化製品を買ったら、すぐに壊れてまた買い直すことになった」というのは、節約という目的を果たせなかった本末転倒の典型的な例です。

この用語をシェア

𝕏 でポスト LINE

最終更新:

関連用語