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晏嬰とは?

あんえい

晏嬰とは、中国・春秋時代の斉の宰相で、質素な生活と鋭い諫言で知られた名臣です。その言行は『晏子春秋』にまとめられています。

晏嬰(あんえい、生没年不詳、紀元前6世紀頃活躍)は、中国・春秋時代の斉国の政治家外交官です。字は仲、諡は「平」で、晏平仲とも呼ばれます。斉の霊公・荘公・景公の三代にわたって仕え、宰相として国政を支えました。

晏嬰の人物像として特に知られているのは徹底した清廉・質素さです。宰相という高位にありながら粗末な衣服を着て、食事も質素に保ったとされます。景公が豪華な邸宅を与えようとした際にもこれを断り、民衆の貧しさに思いをはせたという逸話が残っています。

外交の場でも機知に富んだ言動で知られ、楚に使者として赴いた際に侮辱しようとする楚王の言葉を巧みに切り返したエピソードは特に有名です。また、君主の誤った行為に対して臆することなく諫言する姿勢は「良臣」の模範として長く評価されてきました。

その言行録をまとめた『晏子春秋』は、中国の先秦思想・政治倫理を学ぶ上での重要な文献です。孔子もその徳を高く評価したとされており、晏嬰は儒家的な名臣の典型として後世に語り継がれています。

使い方・例文

中国古典の授業や政治倫理の議論において、「清廉な宰相」の代名詞として晏嬰の名前が挙げられることがあります。

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