固縛とは?
こばく
輸送中の貨物や機器が動かないよう縛り付けて固定することで、安全確保のための基本的な措置です。
固縛(こばく)とは、輸送または保管中に貨物・機材・車両などが振動・衝撃・傾斜によってずれたり転倒したりしないよう、ロープ・チェーン・ベルト・金具などを用いて縛り付け固定することをいいます。英語の「ラッシング(lashing)」に対応する日本語表現として広く使われます。
陸上輸送では、道路交通法および国土交通省のガイドラインにより、車両への積み荷の固縛が義務付けられています。特に重量物、建設機械、鉄鋼コイル、危険物などの輸送では専用の固縛金具や計算された固縛力が求められます。固縛力が不足すると走行中に荷物が落下し、重大事故の原因となります。
海上輸送では、コンテナや甲板積み貨物(重機・プラント機器など)を船体に固縛します。IMO(国際海事機関)のガイドラインや各国の規制に従い、固縛計画書(ラッシングプラン)を作成して検査を受けることが一般的です。
航空輸送でも、貨物室内の荷物は専用のネットやベルトで固縛されます。航空機の急な機動や乱気流に耐えられる固縛強度が航空法で規定されています。
使い方・例文
トレーラーで建設機械を輸送する際、運送会社は専用チェーンと固縛金具を使い、法規定の固縛力を満たすよう出発前に点検した。甲板積みコンテナも航海前に固縛計画書に基づいて固定される。
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