原理主義とは?
げんりしゅぎ
原理主義とは、特定の宗教や思想の根本的な教えや原典を絶対的な真理とみなし、厳格に遵守しようとする立場や運動のことです。
原理主義(ファンダメンタリズム)とは、ある宗教・思想・イデオロギーの聖典や創始者の教えを一字一句変えることなく守るべき絶対的な原則として位置づけ、現代的な解釈や改革を拒絶する態度・運動を指します。
この語はもともと20世紀初頭のアメリカのプロテスタント運動に由来します。進化論など近代科学の台頭や自由主義神学に対抗するため、聖書の無謬性と字義通りの解釈を主張した一連の神学者たちが『ファンダメンタルズ』と呼ばれる論文集を刊行したことが名称の起源です。
現在では宗教的文脈にとどまらず、さまざまな分野で用いられます。
- キリスト教原理主義:聖書の一語一句を歴史的事実として捉え、進化論教育などに反対する立場
- イスラーム原理主義:クルアーンとスンナへの厳格な回帰を求め、世俗主義や西洋化を拒絶する運動
- 世俗的原理主義:市場原理主義や民族主義など、政治・経済思想における極端な純粋主義
原理主義は信仰の純粋性の維持という側面を持つ一方、社会との対立や過激主義に発展するリスクも指摘されています。宗教学・政治学においては、その多様な形態と社会的影響を分析する重要な概念です。
使い方・例文
「彼らの宗派は原理主義的な立場をとっており、聖書の記述をすべて文字通りの事実として信じている。」
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