北村西望とは?
きたむらせいぼう
北村西望は、長崎の平和祈念像を制作した日本近代彫刻界の巨匠で、文化勲章受章・文化功労者として彫刻史に大きな足跡を残しました。
北村西望(きたむら せいぼう、1884〜1987年)は、長崎県出身の日本を代表する彫刻家です。102歳という長寿を全うし、生涯にわたって創作活動を続けた芸術家として知られています。
東京美術学校(現・東京藝術大学)で彫刻を学び、在学中から頭角を現しました。卒業後は帝展(帝国美術院展覧会)や文展(文部省美術展覧会)で受賞を重ね、日本彫刻界の中心的存在となりました。
最大の代表作は、長崎市の平和公園に立つ「平和祈念像」(1955年除幕)です。高さ約9.7メートルの巨大なブロンズ像で、右手で原爆の脅威を示し、左手で平和を示す姿が世界的に有名です。核廃絶と世界平和を願うシンボルとして、国内外から多くの人々が訪れます。
文化勲章(1958年)受章、文化功労者顕彰など数多くの栄誉を受け、日本美術界の最高峰として長年にわたり活躍しました。その作品は力強い写実性と崇高な精神性を兼ね備え、日本近代彫刻史に不滅の足跡を刻んでいます。
使い方・例文
長崎の平和祈念式典のニュースや修学旅行の紹介記事で「平和祈念像の作者・北村西望」という形で名前が登場します。
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