加刷とは?
かさつ
加刷とは、既存の切手に新たな文字や図柄を印刷し直すことで、額面変更や記念目的などに使われる手法のことです。
加刷(かさつ)とは、すでに発行済みの切手に対して追加の印刷を施す手法のことです。額面金額の変更、国名や表記の書き換え、特定イベントへの対応などを目的として行われます。英語では「オーバープリント(overprint)」と呼ばれ、世界的にも広く行われてきた慣行です。
- 額面の変更:インフレや料金改定に伴い、在庫切手の額面を変更する
- 国名・政権の変更:独立・占領・国家体制の変換後、元の切手に新国名を加刷して暫定使用する
- 記念・用途指定:航空便用・公式用などの用途を示す文字を加刷する
- エラー修正:印刷ミスの訂正を加刷で行う場合もある
加刷切手はコレクターの世界で非常に人気が高く、加刷の有無・加刷の向き・色・位置のずれなどによってカタログ価格が大きく変わります。特に加刷が逆向きになった「逆加刷(さかかさつ)」や、二重に加刷された「ダブル加刷」などのエラー品は希少性が高く、高値で取引されることがあります。
使い方・例文
旧政権の切手に新政府の国名を加刷した暫定切手を収集し、その国の政治的変遷を切手で辿る研究をする場面などで登場する語です。
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