会計検査院とは?
かいけいけんさいん
会計検査院とは、国の収入・支出など財政活動が適正に行われているかを独立して検査する憲法上の機関です。
会計検査院は、日本国憲法第90条に基づいて設置された独立の憲法機関です。内閣から独立した地位を持ち、国の収入・支出・財産の決算を検査し、その結果を内閣に報告するとともに国会に提出する役割を担います。
主な任務は以下の通りです。
- 決算検査:国の歳入・歳出の決算を毎年検査し、正確性・合規性・経済性・効率性・有効性の観点から評価します。
- 検査報告:検査結果を「検査報告」としてまとめ、内閣を経由して国会に提出します。これは毎年公表され、国民も閲覧できます。
- 不正・無駄の指摘:補助金の不正受給、工事の水増し請求、制度の非効率な運用などを指摘し、是正を促します。
会計検査院は院長を含む3名の検査官で構成される「検査官会議」と、実際の検査を行う事務総局から成り立っています。検査官は国会の同意を得て内閣が任命し、任期は5年です。
検査の対象は国の全機関に加え、国が出資している法人、補助金や貸付金を受けている地方公共団体・法人なども含まれます。財政民主主義を実現する番人として、政府の財政活動に対する外部統制の要となっています。
使い方・例文
国の予算が無駄なく使われているかを確認する報告書として「会計検査院の検査報告」が毎年発表され、補助金の不正使用や公共工事の費用対効果が問題になる場面で登場します。
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