二階から目薬とは?
にかいからめぐすり
「二階から目薬」とは、回りくどくて効果が上がらず、もどかしいことのたとえを表すことわざです。
「二階から目薬」とは、二階から下の人に目薬を差そうとするような、遠回りで効果がまったく期待できないことを意味することわざです。目薬は直接目に差さなければ効果がなく、二階という遠い場所からでは到底届かないことから、手段がまったく的外れで役に立たないもどかしさや、非効率さを表しています。
このことわざは日本特有の表現で、江戸時代ごろから使われていたとされています。当時から目薬は慎重に扱うべき繊細なものとして認識されており、「二階から」という誇張表現がユーモアを交えながら的外れな行為を批判する言葉として定着しました。
「二階から目薬」が使われる具体的な場面としては次のようなものがあります。
- 遠くにいる人に細かい指示を口頭だけで伝えようとする場合
- 手紙やメールで感情的な誤解を一方的に解こうとする場合
- 間接的な手段しか使えないため、思うように物事が進まない状況
- 支援の規模が小さすぎて問題解決にまったく追いつかない場合
意味は「まどろっこしい」「効果がない」「もどかしい」に集約され、批判や嘆きのニュアンスを含んで使われることが多い表現です。直接的・即効的な対処ができない状況を、ユーモラスかつ的確に言い表す言葉として今も日常会話で使われています。
使い方・例文
「メールだけで誤解を解こうとするなんて、二階から目薬みたいなものだ。直接会って話し合うべきだよ」というように、手段が的外れでもどかしい場面で使います。
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