三木武吉とは?
みきぶきち
三木武吉は、昭和期の日本の政治家で、保守合同(自由民主党の結成)を主導した「政界の黒幕」「寝業師」として知られる人物です。
三木武吉(みき ぶきち、1884〜1956年)は、香川県出身の政治家で、大正・昭和期を通じて日本の保守政治を舞台裏で動かした策士として名高い人物です。
早稲田大学を卒業後、弁護士・ジャーナリストを経て政界に入り、立憲政友会に所属。戦後は民主自由党・自由党を渡り歩き、保守政界の合従連衡に辣腕を振るいました。三木の最大の政治的遺産は1955年の「保守合同」の実現です。左右両派が統一された社会党に対抗するため、鳩山一郎・岸信介らと協力し、自由党と日本民主党を合流させて自由民主党(自民党)を結成。この保守合同は、以後半世紀以上にわたる自民党一党優位体制の出発点となりました。
三木武吉の人物像の特徴は以下の通りです。
- 「寝業師」「政界の黒幕」と呼ばれた調整・説得の名手
- 派手な弁舌と独特の人間的魅力で政界横断的な人脈を構築
- 正面突破より根回し・工作を得意とする政治スタイル
- 鳩山一郎内閣実現のための吉田茂打倒工作で知られる
自民党結成の翌1956年に死去したため、自らが生んだ政権の長期展開を見届けることはありませんでしたが、戦後日本の政治構造を設計した立役者として現代政治史に刻まれています。
使い方・例文
「三木武吉なくして自民党結成はなかったと言われるほど、保守合同の実現に中心的な役割を果たした」という形で近現代政治史の文脈で登場します。
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