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万神殿(パンテオン・ローマ)とは?

ばんしんでん(ぱんておん・ろーま)

万神殿(パンテオン)とは、古代ローマ時代にすべての神々を祀るために建てられた神殿で、現在もローマに現存する世界最古級のドーム建築です。

万神殿(ばんしんでん)、通称パンテオン(Pantheon)は、イタリアローマ中心部に位置する古代ローマ最大級の神殿建築です。「パンテオン」はギリシャ語で「すべての神々」を意味し、ローマ神話のあらゆる神々を祀る目的で建設されました。

現存する建物は、皇帝ハドリアヌスの命により2世紀(西暦118〜125年頃)に再建されたものとされています。正面には16本のコリント式列柱を持つポルティコ(柱廊玄関)が並び、その奥に円筒形の主室(ロトンダ)が広がります。

建築上の最大の見どころは、直径約43メートルにおよぶコンクリート製のドームです。頂部には直径約9メートルの円形の開口部(オクルス:「目」の意)があり、そこから自然光が差し込む設計は古代ローマの高度な土木技術を示しています。このドームは長らく世界最大の無筋コンクリートドームであり続けました。

中世にキリスト教の教会(サンタ・マリア・アド・マルティレス)として転用されたため、破壊を免れて現在まで保存されています。現在はカトリック教会として礼拝が行われるとともに、ラファエロなど著名人の墓所にもなっており、ユネスコ世界遺産(ローマ歴史地区の一部)として登録されています。

使い方・例文

ローマ観光でパンテオンを訪れると、雨の日にオクルスから雨粒が降り込む様子を間近に体験でき、2000年前の建築が今も現役であることを実感できます。

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