ロンギヌスの槍とは?
ろんぎぬすのやり
ロンギヌスの槍とは、キリスト教の伝承においてイエス・キリストの脇腹を刺したとされる槍で、聖遺物として崇められてきた神聖な武器です。
ロンギヌスの槍(ロンギヌスのやり、Spear of Longinus)は、キリスト教の聖書外伝承に登場する槍です。新約聖書の「ヨハネによる福音書」(19章34節)には、十字架上のイエス・キリストの死後、ローマ兵が槍で脇腹を刺したと記されており、この槍を用いた兵士がのちに「ロンギヌス」と呼ばれるようになりました。
「ロンギヌス」という名はギリシャ語で「槍」を意味する「λόγχη(ロンケー)」に由来するとも言われています。伝承では、目が悪かったロンギヌスがイエスの血に触れて視力を取り戻したとされ、のちにキリスト教に改宗して聖人となったとされます。
槍そのものは「運命の槍」「聖槍」とも呼ばれ、「これを持つ者が世界の命運を支配する」という伝説と結びついています。中世以降、ヨーロッパの複数の地に「本物」を主張する槍の聖遺物が保管されており、ウィーンのホーフブルク宮殿所蔵のものが最も著名です。
現代では、アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」をはじめとする多くのフィクション作品に「絶対的な力を持つ神聖な武器」として登場し、広く知られています。
使い方・例文
「ロンギヌスの槍」はゲームや映画で「世界の命運を握る神聖な武器」として登場することが多く、キリスト教の聖遺物としての由来を踏まえた設定に使われます。
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