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ロウ・イエとは?

ろういえ

ロウ・イエは中国の映画監督で、官製映画の制約に挑む独立した視点と、詩的かつ官能的な映像表現で国際的な評価を受けています。

ロウ・イエ(娄烨、Lou Ye)は、1965年に上海で生まれた中国の映画監督です。北京電影学院で映画を学び、1990年代から商業映画や独立映画の監督として活動を開始しました。

ロウ・イエの作品は、中国の社会問題や人間関係の複雑さを鋭く描くことで知られています。特に性・恋愛・政治などのテーマを正面から扱う姿勢が特徴的で、中国当局の審査基準に抵触することも少なくありませんでした。2006年には、政府の許可を得ずに映画をカンヌ国際映画祭に出品したことが原因で、5年間の映画制作禁止処分を受けたことでも知られています。

その映像スタイルは、手持ちカメラによる不安定な映像と感情移入を促す編集が特徴で、観客に生々しいリアリティを与えます。主な代表作は以下のとおりです。

  • 『ふたりの人魚』(2000年):上海の歓楽街を舞台にした恋愛映画
  • 『パープル・バタフライ』(2003年):第二次世界大戦中の上海を舞台にした作品
  • 『天安門、恋人たち』(2006年):1980〜90年代の北京を背景にした青春映画
  • 『スプリング・フィーバー』(2009年):禁止処分を受けながら制作した問題作

ロウ・イエは、中国映画の「第六世代」を代表する監督として、国際映画祭での受賞歴も多く、中国映画の新たな可能性を切り開いた重要な存在です。

使い方・例文

中国の独立系映画や世界三大映画祭の中国出品作について調べる際に登場することが多い監督です。

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