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レジオネラ菌とは?

れじおねらきん

温水設備などに生息するグラム陰性の細菌で、吸入によって重篤な肺炎(レジオネラ症)を引き起こします。

レジオネラ菌(Legionella pneumophila など)は、自然界の淡水や土壌に広く分布するグラム陰性桿菌です。とくに20〜50℃の温水環境で増殖しやすく、循環式浴槽・冷却塔・加湿器・給湯設備などで菌が増えた水が微細なエアロゾルとして空気中に飛散すると、人が吸い込んで感染します。

感染すると潜伏期間を経て、ポンティアック熱(発熱・倦怠感程度)またはレジオネラ肺炎(高熱・咳・呼吸困難を伴う重篤な肺炎)を発症します。肺炎型は免疫力の低い高齢者や基礎疾患のある方では致死率が高くなる場合があります。人から人への直接感染はほぼ起こらず、汚染された水のエアロゾルが主な感染経路です。

予防には塩素濃度の維持・定期的な清掃・適切な水温管理が重要で、日本では感染症法および公衆浴場法などで施設管理基準が定められています。1976年にアメリカのフィラデルフィアで在郷軍人会(Legion)の集会参加者の間で集団発生したことが菌名の由来です。

使い方・例文

ホテルの循環式浴槽が清掃不足でレジオネラ菌が繁殖し、入浴客が集団感染した事例がニュースで報じられることがあります。

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