レオンタイン・プライスとは?
れおんたいんぷらいす
レオンタイン・プライスとは、アメリカ出身のソプラノ歌手で、黒人女性として初めてメトロポリタン歌劇場の主要役を演じた歴史的オペラ歌手です。
レオンタイン・プライス(Leontyne Price、1927年〜)は、アメリカ合衆国ミシシッピ州出身のソプラノ歌手です。公民権運動の時代に活躍し、人種的な壁を乗り越えてオペラ界の頂点に立った先駆者として、音楽史に大きな足跡を残しています。
プライスは1961年、メトロポリタン歌劇場(メット)でヴェルディの「イル・トロヴァトーレ」のレオノーラ役でデビューし、42分間に及ぶスタンディングオベーションを受けたことで知られています。これはメット史上でも異例の長さとされています。
プライスの声と業績の特徴は次のとおりです。
- 豊かな音色と卓越した表現力を持つ劇的ソプラノ
- ヴェルディ・オペラの解釈者として世界最高峰の評価
- グラミー賞を複数回受賞
- 1964年に大統領自由勲章を受章
代表的な当たり役はアイーダで、ヴェルディが理想としたと言われるほどの名唱として語り継がれています。プライスの成功はその後のアフリカ系アメリカ人歌手たちへの道を開き、クラシック音楽における多様性の歴史においても重要な意義を持っています。
使い方・例文
オペラの歴史や黒人音楽家の活躍を語る際に、レオンタイン・プライスは公民権運動の時代を象徴する偉大な歌手として紹介されます。
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