ルイ16世とは?
るいじゅうろくせい
ルイ16世は、フランス革命によって処刑されたフランス・ブルボン朝最後の国王であり、近代史の転換点を象徴する人物です。
ルイ16世(Louis XVI、1754〜1793年)は、フランス王国のブルボン朝第4代国王であり、在位は1774年から1792年です。革命によって廃位・処刑されたフランス最後の絶対王政君主として歴史に名を残しています。
ルイ16世は温厚で知識欲旺盛な人物とされ、錠前作りや機械工作を趣味とし、アメリカ独立戦争への支援を行うなど開明的な側面も持っていました。しかし、財政危機の克服や貴族・聖職者の特権廃止という改革を前に決断力を欠き、事態を先送りするうちに社会的不満が爆発しました。
1789年のフランス革命勃発後、国王一家はヴェルサイユからパリに移送され、1791年には国外脱出を試みて失敗(ヴァレンヌ逃亡事件)したことで民衆の信頼を失いました。1792年に王権が停止され、翌1793年1月21日、反逆罪で断頭台(ギロチン)により処刑されました。
ルイ16世の処刑は、ヨーロッパ諸国に対王政連合を形成させる契機となり、ナポレオン時代へと続く動乱の幕開けを告げるものでした。王権神授説に基づく絶対王政の終焉と、国民主権・共和制への移行を象徴する出来事として、世界史上の重要な節点に位置しています。
使い方・例文
フランス革命の授業や歴史小説で、ルイ16世とマリー・アントワネットの名は激動の時代を象徴するキーワードとして必ず登場します。
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