ルイ・アガシーとは?
るいあがしー
ルイ・アガシーはスイス生まれの自然科学者で、氷河期の概念を提唱した古生物学・地質学の先駆者です。
ルイ・アガシー(Louis Agassiz、1807〜1873年)は、スイス・モティエ生まれの自然科学者・博物学者です。魚類の化石研究や氷河の動態研究で大きな業績を残し、近代地球科学の発展に多大な貢献をした人物です。
アガシーの最大の功績は「氷河期(Ice Age)」の概念を科学的に確立したことです。アルプスを歩き回ってフィールド調査を行った結果、過去にヨーロッパの広い地域が巨大な氷河で覆われていたという大胆な仮説を提唱しました。当初は多くの科学者から否定的に受け止められましたが、地質学的証拠の積み重ねにより徐々に受け入れられ、今日では地球史の常識となっています。
また魚類の化石研究でも優れた業績を残しており、数千種にわたる魚類化石の記載・分類を行った著書『化石魚類研究(Recherches sur les poissons fossiles)』は古生物学の基礎文献のひとつです。後にアメリカへ移住してハーバード大学の教授となり、比較動物学博物館(現在のハーバード大学比較動物学博物館)の創設にも関わりました。
一方で、当時の人種論を科学的に正当化しようとした言説を残しており、その点では現代的な観点から批判的な再評価も行われています。
使い方・例文
地球科学や古生物学の教科書では、氷河期の概念を提唱した人物としてルイ・アガシーの名前が必ず紹介されています。
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