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リアリスム(写実主義)とは?

りありすむ

アリスム(写実主義)とは、理想化や空想を排し、現実の世界をありのままに描写しようとする19世紀以降の芸術・文学の潮流です。

アリスム(写実主義)は、19世紀中頃のフランス中心に起こった芸術運動で、ロマン主義の感傷性や理想化、歴史的・神話的題材への偏重に反発し、現実の日常生活や社会の実態をそのままに描くことを目指しました。美術においてはギュスターヴ・クールベが代表的存在で、「石割り人夫」など労働者の姿を等身大に描いた作品が当時大きな論争を呼びました。

リアリスムの背景には産業革命の進展と市民社会の台頭があります。農村から都市へ流入した労働者階級の生活実態や社会矛盾が可視化され、芸術家たちはそれを記録し告発する手段として写実的表現を選びました。

美術における主な特徴は以下の通りです。

  • 神話・歴史ではなく現代の日常的場面を主題にする
  • 農民・労働者・市井の人々を美化せずに描く
  • 写真的な細密描写と自然な光の観察
  • 社会的・政治的なメッセージを内包する場合が多い

文学においても、バルザックやフローベール、ゾラらが社会の矛盾や人間心理を詳細に描いたことで写実主義・自然主義が発展しました。リアリスムはその後、印象派・自然主義・社会主義リアリズムへと連なる重要な転換点となりました。

使い方・例文

クールベは自らの作品展を「写実主義のパビリオン」として自費開催し、神話画が主流だった当時の美術界にリアリスムの旗を掲げた。

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