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ラプラスとは?

らぷらす

ラプラスとは、18〜19世紀フランス数学者・天文学者ピエール=シモン・ラプラスのことで、天体力学と確率論を大成した「フランスのニュートン」と称される人物です。

ピエール=シモン・ラプラス(Pierre-Simon Laplace、1749〜1827年)は、フランスノルマンディー生まれの数学者・天文学者・物理学者で、近代科学史上最重要人物の一人です。

主な業績は以下のとおりです。

  • 天体力学(Mécanique céleste):全5巻の大著で太陽系の力学を数学的に集大成し、惑星軌道の安定性を論証しました。
  • ラプラス変換:微分方程式を代数方程式に変換する強力な手法で、現代の工学・信号処理・制御理論に欠かせません。
  • ラプラス方程式:重力場や電場などポテンシャルを記述する偏微分方程式で、物理学の基本方程式の一つです。
  • 確率論:確率の解析的理論を整備し、最小二乗法の誤差解析にも貢献しました。

また「ラプラスの悪魔」として知られる思考実験を提唱し、宇宙のすべての粒子の状態を知る存在は未来も過去も完全に計算できると述べました。これは決定論的世界観を象徴するものとして哲学や物理学の議論で今も引用されます。

ナポレオン期には内務大臣も務め、科学と政治の両面で時代を動かした人物です。

使い方・例文

電気回路の解析では、ラプラス変換を使うことで複雑な微分方程式をシンプルな代数計算に置き換えることができます。

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