ヨハン (ポルトガル王)とは?
よはんいちせい
ヨハンとは、ポルトガル王家に複数存在する「ジョアン」王のドイツ語・英語読みで、大航海時代を推進した歴代ポルトガル国王を指します。
「ヨハン」はポルトガル王家の王名「ジョアン(João)」のドイツ語・英語読みです。ポルトガル史には複数のジョアン王が存在し、特に大航海時代に重要な役割を果たしました。
ジョアン1世(1357〜1433年)は、アヴィス朝の創始者であり、カスティーリャとの戦争に勝利してポルトガルの独立を守りました。また息子のエンリケ航海王子を支援し、アフリカ沿岸探検の端緒を開きました。
ジョアン2世(1455〜1495年)は「完全王」と呼ばれ、貴族勢力を抑制して王権を強化しました。バルトロメウ・ディアスの喜望峰到達(1488年)を実現させ、インド航路開拓の基盤を整えました。コロンブスが提案した西回り航路計画を拒否したことでも知られます。
ジョアン3世(1502〜1557年)は、ブラジル植民地の本格開拓やイエズス会の受け入れを推進しました。ジョアン4世(1604〜1656年)はブラガンサ朝の創始者として、スペインからのポルトガル独立(1640年)を成し遂げた王です。いずれも「ヨハン」という名で呼ばれることがあります。
使い方・例文
歴史の文脈によって「ジョアン何世」か確認することが重要で、大航海時代の話題では「ジョアン2世」を指すことが多く、ブラジル・ポルトガルの独立史では「ジョアン4世」や「ジョアン6世」が登場します。
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