ヨハン・ハインリヒ・ランベルトとは?
よはんはいんりひらんべると
ヨハン・ハインリヒ・ランベルトとは、18世紀のドイツ・スイス系数学者・物理学者・哲学者で、πの無理数性証明や光度測定の先駆的業績で知られる人物です。
ヨハン・ハインリヒ・ランベルト(Johann Heinrich Lambert、1728〜1777年)は、現在のフランス・アルザス地方(当時はドイツ語圏)生まれの博学者。独学で数学・物理・哲学・天文学を修め、プロイセン科学アカデミーの会員となった。
その業績は多岐にわたり、特に以下の点で後世への影響が大きい。
- πの無理数性の証明(1761年):円周率πが分数で表せない無理数であることを初めて厳密に証明し、数学史に残る成果を残した。
- 光度測定(フォトメトリー):光の強度・反射・透過を定量的に扱う理論を体系化し、「ランベルトの余弦則」として現在も照明工学・コンピュータグラフィックスで用いられる。
- 双曲関数の導入:sinh・coshなど双曲線関数を最初期に研究した一人とされる。
- 地図投影法:正積・正角の地図投影を考案し、地理学にも貢献した。
哲学では、カントに影響を与えたとされる認識論の著作も残している。科学・数学・哲学を横断する啓蒙時代の知の巨人として評価されている。
使い方・例文
「コンピュータグラフィックスでランベルト反射モデルを学ぶ際、その由来として18世紀の科学者ランベルトの名が登場する。」
この用語をシェア
最終更新: