ムツィオ・クレメンティとは?
むつぃおくれめんてぃ
ムツィオ・クレメンティとは、18〜19世紀に活躍したイタリア出身の作曲家・ピアニストで、近代的なピアノ奏法の確立に貢献し「ピアノの父」とも呼ばれます。
ムツィオ・クレメンティ(Muzio Clementi、1752〜1832年)は、イタリアのローマに生まれた作曲家、ピアニスト、音楽出版者です。若くしてイギリスに渡り、ロンドンを拠点として国際的な名声を築きました。
クレメンティはピアノという新しい楽器の可能性をいち早く見抜き、それまでのチェンバロ奏法とは異なる、指の独立した動きと豊かなタッチを重視する奏法を体系化しました。この功績から「ピアノの父」と称されることがあります。1781年にはウィーンでモーツァルトとピアノ対決を行い、その場でヨーゼフ2世が観戦したことでも知られています。
彼の主な功績は次のとおりです。
- ピアノのための練習曲集『グラドゥス・アド・パルナッスム』の編纂
- ピアノ奏法の教則本を通じた近代的技術の普及
- 楽器製造・音楽出版事業への進出
- 後進の指導(フンメル、フィールドらが弟子)
ベートーヴェンはクレメンティのソナタを高く評価しており、古典派から初期ロマン派へと続くピアノ音楽の系譜において重要な位置を占めています。今日でもピアノ学習者が「ソナチネ」を通じてその作品に触れる機会は少なくありません。
使い方・例文
ピアノの歴史や音楽史の授業で、あるいは「ソナチネアルバム」の作曲者として、クレメンティの名前に出会うことがあります。
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