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ミッシャ・エルマンとは?

みっしゃえるまん

ミッシャ・エルマンはウクライナ生まれの伝説的ヴァイオリニストで、甘く豊かな音色「エルマン・トーン」で20世紀初頭の演奏界に君臨しました。

ミッシャ・エルマン(Mischa Elman, 1891〜1967)は、ウクライナ(当時ロシア帝国)のタルノフカ生まれのヴァイオニストです。神童として早くから頭角を現し、著名な教師レオポルト・アウアーのもとで学んでその才能を開花させました。

エルマンの演奏の最大の特徴は「エルマン・トーン」と呼ばれる独自の音色にあります。非常に豊かで甘く、人の声に似た温かみを持つその音はヴァイオリンの音色の理想の一つとして語り継がれており、彼が弦を弓で引いた瞬間に聴衆を魅了するものでした。ポルタメント(音と音をなめらかに繋ぐ技法)の多用も彼の演奏スタイルの特色です。

1908年にアメリカデビューを果たして以来、長年にわたってアメリカを中心に世界中で演奏活動を行いました。チャイコフスキーやメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲の録音は特に名高く、現在でも聴き継がれる歴史的名盤として評価されています。20世紀前半を代表するヴァイオリニストの一人として、演奏史に確固たる地位を占めています。

使い方・例文

「エルマン・トーン」という言葉は、ミッシャ・エルマン特有の甘く豊かなヴァイオリンの音色を指し、ヴァイオリン演奏を語る文脈でいまも使われる表現です。

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