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ポール・サミュエルソンとは?

ぽーる・さみゅえるそん

ポール・サミュエルソンとは、20世紀アメリカ経済学者で、経済学に数学的手法を体系的に導入し、近代経済学の標準的な教科書を著したことでノーベル経済学賞(1970年)を受賞した人物です。

ポール・サミュエルソン(Paul Samuelson、1915〜2009年)は、インディアナ州出身のアメリカ経済学者で、マサチューセッツ工科大学(MIT)に長く在籍しました。1970年にアメリカ人として初めてノーベル経済学賞を受賞し、20世紀を代表する経済学者の一人に数えられます。

サミュエルソンの最大業績は、経済学の研究に微積分学や線形代数などの数学的手法を体系的・広範に導入したことです。1947年に刊行した博士論文に基づく著作『経済分析の基礎』(Foundations of Economic Analysis)は、経済理論を数学的に統一する先駆的な試みとして高く評価されました。

また1948年に初版が刊行された教科書『経済学』(Economics)は、ケインズ経済学と新古典派ミクロ経済学を統合した「新古典派総合」の立場から書かれており、その後数十年にわたって世界中の大学で標準的なテキストとして使用されました。

主要な貢献は次のとおりです。

  • 顕示選好理論による消費者行動の公理的基礎づけ
  • 公共財の純粋理論(サミュエルソン条件)
  • 要素価格均等化定理(国際貿易論)
  • 経済学の数学化・科学化の推進

その幅広い業績により、サミュエルソンは「経済学の最後の万能学者」とも評されています。

使い方・例文

サミュエルソンの教科書『経済学』は世界中の大学で標準テキストとして使われ、ミクロ経済学とマクロ経済学を一冊で学ぶという現代の入門書のスタイルを確立しました。

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