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ベナジル・ブットとは?

べなじる・ぶっと

ベナジル・ブットとは、パキスタン初の女性首相として2度にわたり政権を担い、民主主義回復に尽力した政治家です。

ベナジル・ブット(Benazir Bhutto、1953〜2007年)は、パキスタン政治家で、同国初の女性首相を2度務めた人物です。父は元首相のズルフィカール・アリー・ブットで、名門政治家一家に生まれました。オックスフォード大学を卒業し、政治的な素養と国際的な視野を兼ね備えていました。

1977年に父が軍事クーデターによって失脚・処刑されると、ベナジルはパキスタン人民党(PPP)を引き継ぎ、軍事独裁政権に対する民主化運動の象徴的存在となりました。1988年の選挙で勝利し、35歳でパキスタン首相に就任。イスラム世界初の女性首相としても世界的な注目を集めました。

2度の首相在任期間(1988〜1990年、1993〜1996年)では、民主的制度の再建や女性の権利向上に取り組みましたが、いずれも汚職疑惑や政治的対立によって失脚し、亡命生活を余儀なくされました。

2007年、長期の亡命から帰国し、選挙運動中の集会でテロ攻撃を受けて暗殺されました。民主主義と女性の政治参加の象徴として、現在も高く評価されています。

使い方・例文

「ベナジル・ブットは、イスラム世界初の女性首相として歴史に名を残している」というように、政治史や女性リーダーシップの文脈でしばしば引用される人物です。

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